君色。〜ずっと忘れない〜

____かぽーん

私はカモミールの匂いに包まれ湯船につかっていた。

優也のお母さん本当にいい人だな…
でもこのまま甘えてるわけにもいかないよね…。
一応食事代とか水道代とかいろいろあるんだし。落ち着いたら家にもどらなきゃかな。でも母親を思い出すと息が苦しくなる。だ、だめだっまた過呼吸になっちゃう。
「はっ……はぁっ……ふぅー」
呼吸を整えて、身体を流しお風呂からでた。ピンク色のパジャマを着てリビングに向かった。
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