君色。〜ずっと忘れない〜
先生に気づかれクラスの人達が集められた。でもやった人は誰もいなかった。
次の日、犯人がわかったらしく先生に呼び出された。そこには、ある男子の姿。
本当に憎くて憎くて仕方が無いのと怖くて怖くて震えてしまう自分がいた。

「すいませんでした」
そんな簡単に謝れば済むと思ってるの?
なんでこんなことをしたの?
なんでこんなことができるの!?
気持ち悪い
心の中で叫び、口では
「大丈夫です」
と言い放った。
だってこんなこと慣れてるもの。
慣れてる、慣れてるんだからと自分に言い聞かせていた。
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