新しい風
こんな時、思い出すのは去年の夏の事。

『美紗は何か夢ないのか?』
『夢?』
『おぅ!将来何になりたいとか…』
『あるよ!私は祐也のお嫁さんになりたい!!』
『そんな夢、俺が叶えてやるよ!』
『ホントに?』
『当たり前だし!』
『約束だよ!絶対、祐也のお嫁さんにしてね!』
『おぅ!約束な!』

こんな約束
祐也はもぅ忘れてるかもしれない…
それでも私は信じてるよ。
祐也…大好きだから。
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