新しい風
*三回忌*
『工藤さん、ちょっといい?』
ある日の放課後、後藤さんに呼ばれた。
『何?』
私が訪ねると後藤さんは
『祐也に付きまとわないでくれない?
正直、祐也も迷惑してるみたいだしさ!中学が同じってだけで付き合ってる訳じゃないんでしょ?』と言ってきた。
『え…?』
私は言われた事がよく分からずに聞き返した。
すると後藤さんは
『私ね、祐也の事が好きなの!
だから、祐也に「彼女とか好きな人とかいるの?」って聞いたら祐也は「いない!」って言ったの!
だから私、頑張ろうと思うの!
でも工藤さんが祐也に付きまとったら頑張れないでしょ?
だからもう祐也に付きまとわないで!』と言った。
祐也はやっぱり私の事なんか好きじゃなかったんだ…
私は溢れ出しそうな涙を必死に堪えて頷いた。
すると、後藤さんは
『ありがとう!』と言って去って行った。
ある日の放課後、後藤さんに呼ばれた。
『何?』
私が訪ねると後藤さんは
『祐也に付きまとわないでくれない?
正直、祐也も迷惑してるみたいだしさ!中学が同じってだけで付き合ってる訳じゃないんでしょ?』と言ってきた。
『え…?』
私は言われた事がよく分からずに聞き返した。
すると後藤さんは
『私ね、祐也の事が好きなの!
だから、祐也に「彼女とか好きな人とかいるの?」って聞いたら祐也は「いない!」って言ったの!
だから私、頑張ろうと思うの!
でも工藤さんが祐也に付きまとったら頑張れないでしょ?
だからもう祐也に付きまとわないで!』と言った。
祐也はやっぱり私の事なんか好きじゃなかったんだ…
私は溢れ出しそうな涙を必死に堪えて頷いた。
すると、後藤さんは
『ありがとう!』と言って去って行った。