新しい風
『おばさん、お世話になりました。
私、帰ります!』
私は笑顔で挨拶をした。
そんな私を
『美紗ちゃん、ここにいていいのよ!』と心配するおばさん。
だけど、これ以上おばさん達に迷惑をかける訳にはいかない。
『いえ、私、今月一杯学校へ行って
その後は働いて何とかします。』
『そう?』
『はい!』
『何かあったら、おばさん達を頼ってね!』
『ありがとうございます。』
私はおばさんに感謝しながら家に帰った。
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