新しい風
そこにいたのは
『祐…也……』
そう。祐也だった。
『美紗!何で黙って学校辞めたんだよ?』
祐也は凄く怒っている様子だった。
『それは色々あって…』
私は詳しい事は何も言わなかった。
『一言くらい相談してくれたっていいだろ!』
そう言った後に祐也は
『美紗の好きな奴って
さっきの平川って奴?』と聞いてきた。
『え?』
私は祐也が何を言っているのか理解できずに聞き返した。
すると祐也は
『昨日楽しそうに話してただろ?』と言った。
見てたんだ…
私は
『違うよ!平川さんの事は好きだけど恋愛感情とかはない!』と否定した。
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