こんな私が恋をしてもいいですか?

次の日


学校に行ったら、赤いペンキで『死ね』と言う文字が書いてあった。



「はぁ」


またか……



私は、先生に見られたら大変なので、いそいでペンキを落とした。



塗り立てっぽかったから、すぐに落ちた。



黒板を見ると、私の名前のネームプレートが貼られていた。



「日直だ……」



次々と、みんなが登校してきたから、


私は席に座って待っていた。



「うっわー。ありえねー矢嶋と日直二人かよー?」



あ。また私一人か……



まぁ、一人で全部出来るけどね。



慣れてるしね。



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