こんな私が恋をしてもいいですか?
放課後
私は、一人で机の上に書かれた文字を消していた。
「矢嶋ー?」
「はいっ!?」
「俺、職員室までプリント届けにいくから、掃除と、整頓よろしくなっ!」
そういって、彼は優しく輝いた笑顔を私に残していってしまった……
「最初……あんなに嫌がってたのに…」
私は、なんで急にあんな優しくなるの?
と、思った…
まぁ、いいけどね
いじめは変わらないし。
整頓しないと!
その時…
彼は私になぜ優しくしたのか……
私はまだ……
わかっていなかった……