こんな私が恋をしてもいいですか?

レストラン内


私は、本当は見知らぬ人に簡単について行ってはいけないと言う事を知っていて、


少し心配もしたけど、この人なら、私の話を聞いてくれるんじゃないか、と思ったから、一緒に来てしまった。



「何食べる?」


「え…?じゃあ…オムライス!」


「あははっ、元気な子だねぇ」



「あ…ダメでした?」


「いや。最初暗い子だと思ってたからさ。」



「あ…私そんな風に見えてたんですか?」


「うん。喋りにくそうな感じがした。」



「そうですか…」



「だから、いじめにあうんじゃない?」



「え…?」




「暗い感じの子って、みんな、すぐパシリにしたりするんだよ?」



「なんで?」



「クラスの子が怖いと思ってるでしょ?」



「はい……」



「もっと積極的になって、明るいイメージを保ってみな?」


「明るい…イメージを…保つ…?」




「さっきの、オムライスをたのむ笑顔…すごくよかったよ」




「わかりました。明るいイメージを持ってみます」



「うん。頑張って!」




それから、私たちは色々話をし、二人で楽しんで家まで送ってもらった。









 
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