夜桜 ~あなたに出逢って~ 【続編】






その後、私はベッドの横の壁にもたれながら色んな事を考えていた。
そしたらいつの間にか朝になり、翔を起こす時間だった。

時間ってあっという間に過ぎて行く。
人の命と同じだ。



楓「翔、そろそろ起きないと遅刻しちゃうよ!」

翔「ん"〜〜〜楓、おはよ!
今日って何曜日?」

楓「えっと、ね……木曜日だよ?
それがどうかした?」

翔「昨日言うの忘れてたんだけど今日は学校休みなんだって。創立記念日とか言うやつで」



楓「…そっか。
じゃ、翔はもう少し寝てな。今は7時だから私が家出る頃に声かけるから、さ?
昨日も一昨日も歩きまわったから体が疲れてると思うからゆっくり寝ときな。」


翔「……うん…」



しょんぼりとした声だった。
翔は寂しがり屋なんだと。
私もね本当は寂しがり屋なんだよ?
側に誰かいないと直ぐにネガティヴになっちゃうんだよ。






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