Dear・・・
夜[Kyoko.side]
香子は風呂から上がりビール片手に、リビングにいる治の元へと行った。
「お風呂、お先でした」
「ああ」
そう言い、すれ違うように治は風呂場へ向かった。
香子はソファーに座る。
と、お尻に何かを感じた。
手探りで探すと、それは治の携帯。
不意にあの日の事が走馬灯のように蘇り、体が強張る。
最近、治に慶介の影はない。
怖い反面、香子はその中身を見ないではいられなかった。
ゆっくりと開き、まずは送信ボックスを開く。
どこにも慶介の名前はない。
そして、受信ボックス。
ここにも慶介の名前はない。
どんどんとスクロールし、見ていく。
と、ほっとしたのもつかの間、慶介の文字が目に飛び込んできた。
眩暈が香子を襲う。
しかし、後戻りは出来ない。
意を決しメールを開いた。
そして、さらに香子は衝撃を受けた。
「お風呂、お先でした」
「ああ」
そう言い、すれ違うように治は風呂場へ向かった。
香子はソファーに座る。
と、お尻に何かを感じた。
手探りで探すと、それは治の携帯。
不意にあの日の事が走馬灯のように蘇り、体が強張る。
最近、治に慶介の影はない。
怖い反面、香子はその中身を見ないではいられなかった。
ゆっくりと開き、まずは送信ボックスを開く。
どこにも慶介の名前はない。
そして、受信ボックス。
ここにも慶介の名前はない。
どんどんとスクロールし、見ていく。
と、ほっとしたのもつかの間、慶介の文字が目に飛び込んできた。
眩暈が香子を襲う。
しかし、後戻りは出来ない。
意を決しメールを開いた。
そして、さらに香子は衝撃を受けた。