Dear・・・
夕方[Osamu.side]
やはり今回は上玉だ。
治の胸は高鳴っていた。
メールのやり取りに時間を忘れ、外はもう薄暗くなっている。
相手は北海道。
気安く会える距離ではない。
会いに行こうかと考えるも、治が北海道に行ったことがあるのは何年も昔で、しかも一度きり。
土地勘がなければ、行く金もない。
だからと言って、簡単に諦めることが出来るわけない。
電話が出来ないとは言え、相手の声を機械越しではなく、直に感じたい。
人生や恋に悩む初な体を貪りたい。
どうにかして会う方法を考えるが、良い方法は浮かばない。
一先ずこの少年を抱きたいと言う欲望を抑えるため、治は送られてきた写真を見ながら自慰をはじめた。
誰もいないこの家で、治のくぐもった声が静かに響き渡る。
治の胸は高鳴っていた。
メールのやり取りに時間を忘れ、外はもう薄暗くなっている。
相手は北海道。
気安く会える距離ではない。
会いに行こうかと考えるも、治が北海道に行ったことがあるのは何年も昔で、しかも一度きり。
土地勘がなければ、行く金もない。
だからと言って、簡単に諦めることが出来るわけない。
電話が出来ないとは言え、相手の声を機械越しではなく、直に感じたい。
人生や恋に悩む初な体を貪りたい。
どうにかして会う方法を考えるが、良い方法は浮かばない。
一先ずこの少年を抱きたいと言う欲望を抑えるため、治は送られてきた写真を見ながら自慰をはじめた。
誰もいないこの家で、治のくぐもった声が静かに響き渡る。