Dear・・・
「なにそわそわしてるのさ」
お茶を入れながら翔太が尋ねる。
「いや、部屋の雰囲気変わったなって」
部屋を見回し慶介が答えた。
そして、部屋を見回し終えた慶介は翔太を見た。
先ほどまでの笑顔とは変わり、真剣な表情で慶介を見つめる翔太。
そのまっすぐな視線に、慶介は戸惑い目が泳ぐ。
翔太は優しく慶介の名前を囁き、視線を合わせる。
先ほどより、二人の顔の距離は近づいている。
しばし、沈黙のまま見つめ合う。
なぜか視線を逸らす事は出来ない。
「ねえ、今日なんで泊まりに来ないとか言ったの?」
見つめている事に照れを感じ、たまらず慶介が口を開いた。
すると翔太は含み笑いをし、更に顔を近づける。
呼吸する翔太の吐息が唇に触れるたびに、鳥肌がたつ。
そして、唇が触れるか触れないかの瀬戸際で囁いた。
「分かるでしょ?」
その言葉に慶介はすべてを理解し、恥ずかしそうに笑うと、瞳を閉じ翔太を待つ。
触れた唇から、互いの体温が伝わる。
触れるだけだったそれは、段々と深いものへと変わっていく。
その甘く痺れる感覚に慶介は身を委ねる。
翔太はゆっくりと慶介を押し倒していった。
慶介が待っていた温もりがそこにあった。
まるで、この世に自分と翔太しかいないような感覚。
体中で翔太を感じている。
熱い濡れた吐息が部屋中に響いていた。
お茶を入れながら翔太が尋ねる。
「いや、部屋の雰囲気変わったなって」
部屋を見回し慶介が答えた。
そして、部屋を見回し終えた慶介は翔太を見た。
先ほどまでの笑顔とは変わり、真剣な表情で慶介を見つめる翔太。
そのまっすぐな視線に、慶介は戸惑い目が泳ぐ。
翔太は優しく慶介の名前を囁き、視線を合わせる。
先ほどより、二人の顔の距離は近づいている。
しばし、沈黙のまま見つめ合う。
なぜか視線を逸らす事は出来ない。
「ねえ、今日なんで泊まりに来ないとか言ったの?」
見つめている事に照れを感じ、たまらず慶介が口を開いた。
すると翔太は含み笑いをし、更に顔を近づける。
呼吸する翔太の吐息が唇に触れるたびに、鳥肌がたつ。
そして、唇が触れるか触れないかの瀬戸際で囁いた。
「分かるでしょ?」
その言葉に慶介はすべてを理解し、恥ずかしそうに笑うと、瞳を閉じ翔太を待つ。
触れた唇から、互いの体温が伝わる。
触れるだけだったそれは、段々と深いものへと変わっていく。
その甘く痺れる感覚に慶介は身を委ねる。
翔太はゆっくりと慶介を押し倒していった。
慶介が待っていた温もりがそこにあった。
まるで、この世に自分と翔太しかいないような感覚。
体中で翔太を感じている。
熱い濡れた吐息が部屋中に響いていた。