あたしとあなたの旋律

華音は相当なお嬢様なはずなのに

いつも飾らずにいて

俺達使用人にも気が利く。


見れば見るほど美人だし…。



ただ、華音の両親の話になるとつらそうだが…。


そんな寂しさをもってるくせに、いつも明るく振る舞う。



そんな華音が



俺は






好きだ。



使用人としてもってはいけない感情なのは理解している。



でも


どうしようもないほど




愛している…。


< 16 / 20 >

この作品をシェア

pagetop