はいべえさん
男は横で私をジロジロ見ながらニヤニヤする。
端からみたら変質者だ。
「だから……何なのよ!!」
何!?何もしてないのに、何で笑われなくちゃいけないの!?
ほんと意味わかんない。
頭イかれてんじゃないの。
「別にぃ~?ま、いーじゃん。ちょっとだけ、話さない?何もしないから」
ほんとに?、と疑う私をよそに笑い出す彼。
えぇい!
この際、どうにでもなれ!
「仕方ないなぁ…あ、でもうち門限19:00だから」
全然いいよ、とにやにやする彼は凄くちゃらい。
まぁ、遥希っていう赤髪よりマシだけど。
「ふふ♪ありがとー、そういえばなまえなんてゆーの?」
「相手に名前を聞くときは、自分…」
「はいはい。俺は冬哉。呼び方はなんでもいいよ」
「ん、私は千秋」
へーぇ。と笑うトーヤ。
笑うとたれ目になってえくぼができるトーヤ。
不覚にも、それがかっこいいと思ってしまった私は、恥ずかしくてうつむく。
「んぢゃ、ちあき。今からちょーぉ、面白い話してあげる」
覚悟しとけよ、といったトーヤの目は、もう笑っていなかった。
端からみたら変質者だ。
「だから……何なのよ!!」
何!?何もしてないのに、何で笑われなくちゃいけないの!?
ほんと意味わかんない。
頭イかれてんじゃないの。
「別にぃ~?ま、いーじゃん。ちょっとだけ、話さない?何もしないから」
ほんとに?、と疑う私をよそに笑い出す彼。
えぇい!
この際、どうにでもなれ!
「仕方ないなぁ…あ、でもうち門限19:00だから」
全然いいよ、とにやにやする彼は凄くちゃらい。
まぁ、遥希っていう赤髪よりマシだけど。
「ふふ♪ありがとー、そういえばなまえなんてゆーの?」
「相手に名前を聞くときは、自分…」
「はいはい。俺は冬哉。呼び方はなんでもいいよ」
「ん、私は千秋」
へーぇ。と笑うトーヤ。
笑うとたれ目になってえくぼができるトーヤ。
不覚にも、それがかっこいいと思ってしまった私は、恥ずかしくてうつむく。
「んぢゃ、ちあき。今からちょーぉ、面白い話してあげる」
覚悟しとけよ、といったトーヤの目は、もう笑っていなかった。