俺様悪魔王子が溺愛したとき
「また、王子様ね〜」

呆れたように言う心愛。

「うん、そんなに騒ぐほど?」

「まぁ、そこらへんの芸能人よりは
かっこいいんじゃない?」

そう、見なくてもわかる。

でも目を向けてしまう。

本人の周りには、たくさんの女子が
群がっている。

ちっちゃな顔に、切れ長の大きな瞳
サラサラと揺れる色素の薄い髪
絶対に私よりも綺麗な肌
スタイルも良い。

きっと180cmはあるだろうな。

それだけじゃない。

容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群

この三拍子が揃っていて

さらに...
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