俺様悪魔王子が溺愛したとき
2nd. 意地悪なやつ
溺愛Lv.3
昨日はあんまり眠れなかった。
今になってとっても眠い。
「心愛、おはよ〜...」
「おはよ、てかあんたどうしたの。
元気はないし、目の下くますごいし」
やっぱり心愛にはわかっちゃうか、、
「心愛聞いてくれる〜?」
「当たり前じゃない。美羽のことだから
なんか理由ありっぽいね、どうする?授業サボる?」
サボって話を聞いてもらおうとしたその時。
"ブーブー" 私の携帯が鳴った。
タイミング悪い!見ると、優羽からのメール。
"3分以内に理科準備室に来い"
無視したい!けどできないもどかしさに
「〜〜〜っ!!!」言葉のならない叫び声を上げた。
「なに、美羽。怖いんだけど、どしたの」
「ごめん、心愛。また後で聞いてくれる?私、1回地獄を見てくる」
「あんた何言ってんの」