俺様悪魔王子が溺愛したとき
溺愛Lv.2
クラスの女子と話していた時のこと。
「ねぇね、滝本くんってほんとに
名前に合ってるよね〜」
「え、どゆこと?どこらへんが?」
「んー、優しい羽って書いて
ゆう でしょ?
そんな名前、天使みたいな人しか
似合わないし、滝本くんにお似合い!」
...は?天使?あいつが?
あー、まぁそっか。
「そ、そうだね。」
絶対今顔引きつってる〜!!
「ほーんと、美羽はそこらへん
無関心すぎ〜!」
「は、はぁ...」
その女子たちは、またあいつの話を
しながら去っていった。
「つ、疲れた」
「も〜、美羽!食堂いこ〜?
滝本くんの話してるから
お昼終わっちゃうよ!急ご!?」
「あぁ!ほんとだ!ごめん!行こう!」