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入学式−4月14日−
さわぁぁ・・・
ピンク色の桜が、風でなびいてる。
いよいよ入学式。
ここは、市立銀桃中学校――
今日からの3年間を、ここで過ごすことになる。
山本璃音。
今年からこの学校の生徒。
同じ年の子達は、ほとんどが私立の中学校に行った。
だから今、周りは知らない子ばかりで話せる子もいない――
「おっはよぉ♪」
突然、後から背中を押された。
その子の名前は、水城ありさ。
幼稚園のころからの親友で、ありさも私立を受験したけど、受からなかったらしい。
「あ!ありさ!おはよっ」
でも、私は、今話せる子がいてよかった!って思う。
「璃音、入学式始まるょッ☆」
「あっ、そだねっ!いっしょに行こっ」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン・・・
「うわっ!!ヤバっ!早く行かなくっちゃ」
そう言って、周りを見渡すと・・・
誰もいない!
「璃音、急ごっ!」
ピンク色の桜が、風でなびいてる。
いよいよ入学式。
ここは、市立銀桃中学校――
今日からの3年間を、ここで過ごすことになる。
山本璃音。
今年からこの学校の生徒。
同じ年の子達は、ほとんどが私立の中学校に行った。
だから今、周りは知らない子ばかりで話せる子もいない――
「おっはよぉ♪」
突然、後から背中を押された。
その子の名前は、水城ありさ。
幼稚園のころからの親友で、ありさも私立を受験したけど、受からなかったらしい。
「あ!ありさ!おはよっ」
でも、私は、今話せる子がいてよかった!って思う。
「璃音、入学式始まるょッ☆」
「あっ、そだねっ!いっしょに行こっ」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン・・・
「うわっ!!ヤバっ!早く行かなくっちゃ」
そう言って、周りを見渡すと・・・
誰もいない!
「璃音、急ごっ!」