王子様少女とお姫様少年





「おはよ~!優ちゃん!」


何故か気まずい…


「お、おはよ」


「ねぇ、やっぱりなんかあったの?」


ーービクっ!


「ね、ねぇよ?そう言えばさ~今度母さんが夏蓮も夕飯どう?だって」


ウチは、必死に誤魔化して話をそらした。


「…。えー!おばさんが?行く行く!!」


ふぅ…


良かった。話上手くそらせて…


「じゃあ、優ちゃんまた後でね?」


「おう。」



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