王子様少女とお姫様少年





「おはよ。優季大丈夫?」


「大丈夫!美沙ありがと」


「無理しないでね?流石に私でもヤキモチ焼いちゃうぐらい腹立つし!」


美沙は、本当優しいな~


「美沙ー!サンキュー!」


ーーぎゅう


「どういたしまて?」


「なんで疑問系なんだよ(笑)」


「あの~」


背後から女の子の声が聞こえてきた。


その瞬間、美沙の顔が強張った。


「え…?」

そう言って振り返ると…



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