王子様少女とお姫様少年
「ねぇ?真中」
「何ですか~?」
「中学時代かなり、やんちゃしてたんだね?」
真中の身体がビクッと動いた。
やっぱりね…
「な、何の事ですか~?」
「嘘ついても無駄だよ?男たらしの真中さん♪」
そう言った瞬間、真中の目が見開いた。
「な、なんで?!知ってるんですか?」
「秘密だよ?ひ・み・つ」
すんごい、動揺してるなぁ
「絶対に言わないで!!!王子には!!」
え?
優ちゃんに?
「え…?なんで?」