王子様少女とお姫様少年






『ねぇ、神門。前にいる子優ちゃんに似てるし声が特に。』


ーードキッ!


か、夏蓮が話してる!


気になって、思いっきり耳をすませてしまう。



『へっ!?そ、そうだなーでも、お…王子が他の男と歩いてるわけがないんじゃない?』


『ぷっ…』


ぼ、棒読み。


どもりすぎだ…しかも、南雲笑堪えてるし…


『ふーん。まぁ、いいけど?』


夏蓮の口調が怖ぇ…


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