王子様少女とお姫様少年



ーーウィーン


何処からか機会音が聞こえた。


「いらっしゃい。道分かったんだ?良かった。」


今の門の開く音かよ!!


すげぇな~


「南雲の家のせいで道に迷ったんだからな!」


そう言う夏蓮。


「あー。悪かったな。リムジンで迎えに行けば良かったな?」


澄まし顔で言う南雲。


うわぁ…


これは、頭に来ただろうな…夏蓮。


ウチは、チラッと夏蓮を見る。


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