王子様少女とお姫様少年

愛梨の過去




私は、中学時代は思い出したくもないくらい荒れていた。




『愛梨ちゃん!今度、いつにする?』



『愛梨ちゃんだぁ!今度ね?』



そう、こんなのは毎日。



イケナイことだとはわかっていたけど…私の親はなんの心配もしてくれないし、友達っていう親しい人もいない。



前までは、いたけどね?




でも、私は…やっぱり



“孤独”



“一人”



だからこんな事をする。





< 244 / 284 >

この作品をシェア

pagetop