王子様少女とお姫様少年


南雲は、その後ニヤリと笑いながら教室に行ってしまった。




「あー!もう、なんなんだよ!アイツ」



「人間じゃない?(笑)」



「知ってるわ!美沙、ウチは今真剣に悩んでんだぞ?」



「知ってる知ってる。南雲海斗も中々やるね?」


ーーギロリ


「ごめん、ごめん。からかいすぎた…てか、どうすんの?あんた」



「夏蓮には、バレないように出掛けなくちゃ…」



「おー!頑張れー」



よし!頑張んぞ!








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