王子様少女とお姫様少年


「告ったらしいからOKもらってデートなんじゃないの?」



ーードカッ


僕は、その辺の机を蹴った。


「なわけないだろ?!優ちゃんがOKする筈なんてない!!」


「いや、わかんねぇよ。俺にキレんのいい加減やめて。みんなびびってるし。」


違う…違う…


そんな…




僕の優ちゃんなのに






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