無口で冷たい俺のお姫様




そんなこと俺はどうでもいいんだか

流石に麗子ちゃんが気にするか。



『でも貴重な昼休みだし』



『それならどっか開いてる教室探しなさいよ』




開いてる教室ね。



まぁ、ありそうっちゃありそうだし


そっちのほうが麗子ちゃんと二人きり。



思う存分イチャつけるわけだ。



『ほう、なるほど。よしっ麗子ちゃん。明日からそうしよっか』



『………別にいいけど』



決まりだ。



でもまぁ今日はもう探す時間もないわけだし

教室でいちゃつかせて頂きましたが!



って言っても



麗子ちゃん。終始反応するだけで


うざいとか嫌いとか言わないだけで

後はあんまり前と変わんなかったり


するんだけど………ね。



まぁ我儘は言うもんじゃないよな。



そう言い聞かせる


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