無口で冷たい俺のお姫様
グサッ-……
あれ、今心臓に矢が刺さった気が、、、
イテテ、、、。
ひっさびさに来たなー
でもまぁ簡単にオッケーなんて貰えない
そんなことは想定済み。
と俺自身に言い聞かす。
『じゃなくてもデートしよー麗子ちゃん』
『松浦君、顔笑ってるけど傷ついてるでしょ』
麗子ちゃんの返事待ちだった俺に
沢木からそう見透かされてしまう。
『、、、うるさい沢木。俺は麗子ちゃんがオッケーしてくれるまで諦めん』
『なんか応援したくなるくらい必死ね。麗、一回くらい遊んであげたら?』
お。
沢木。
たまには良いこと言ってくれるじゃないか。