無口で冷たい俺のお姫様




グサッ-……





あれ、今心臓に矢が刺さった気が、、、




イテテ、、、。



ひっさびさに来たなー
でもまぁ簡単にオッケーなんて貰えない
そんなことは想定済み。





と俺自身に言い聞かす。




『じゃなくてもデートしよー麗子ちゃん』



『松浦君、顔笑ってるけど傷ついてるでしょ』




麗子ちゃんの返事待ちだった俺に
沢木からそう見透かされてしまう。



『、、、うるさい沢木。俺は麗子ちゃんがオッケーしてくれるまで諦めん』



『なんか応援したくなるくらい必死ね。麗、一回くらい遊んであげたら?』



お。



沢木。



たまには良いこと言ってくれるじゃないか。




< 37 / 123 >

この作品をシェア

pagetop