無口で冷たい俺のお姫様
その沢木の言葉に
麗子ちゃんは困った顔。
んー、麗子ちゃん。
あからさまにそんな表情しなくても。
俺また傷ついちゃう。
『別に嫌いじゃないんでしょ?松浦君本気みたいだし』
『、、、わかってるけど、、、』
俺の気持ち、
本気だって分かってくれてる?
それは嬉しい。
『なら行ってあげなさいよ?あんた結構酷いこと言ったりしてんだから』
『それは、、、』
おぉ。
これはもしかしてもしかすると
押しに負けてデートをできる雰囲気?
沢木。
成功すれば今度何か奢ってやるぞ!
そう心の中で応援。