無口で冷たい俺のお姫様
『麗、相変わらずキツイわよその言い方』
『かえでは黙って、このくらい言わなきゃ諦めないじゃない』
キッと鋭い目つきで俺を見つめる。
そんな怖い目したって
可愛いことには変わりないのに。
『麗子ちゃん、俺諦めるなんてそんなこと思ってないよー』
『、、、しつこい』
『麗子ちゃん怖い〜』
なんて少し、ぶりっこしてみた俺。
そんな俺に相変わらずの鋭い目線。
こんなに見つめられると
『見つめすぎだよ麗子ちゃん、照れるって』
照れるじゃないか。