無口で冷たい俺のお姫様
少しムッとして
俺を睨む麗子ちゃん。
えっ、俺怒られてる?
『えっ、聞いてなかったって、どの言葉を?』
『……もっかい言えっていうの?』
すると今度はほっぺをピンクに染めて
俺を見る。
あれ、
もしかしてさっきの夢だと思った言葉って
本気で!?
えっ、嘘だ。
そんな、夢みたいなこと。
『待って、麗子ちゃん彼女にしてくださいって言った?』
その言葉を聞いた麗子ちゃんは
真っ赤な顔をして
少しした後
頷いた。
うっ…………わぁ。
まぢかぁ。
やばい……………嬉しい。
嬉しすぎる。