涙の贈りもの
「まぁ、いいわ。今度また何か話したら、あたしに報告しなさいよ!」
「う、うん。わかった」
なんでだろう?
あっ、それより!
「竹下君!」
「なに?」
うぅ…
やっぱり冷たい…
「ありがとう!答え、教えてくれて!
竹下君の助けがなかったら、あたしあの先生に呼び出しくらってたよ!」
「別に。大したことしてねぇから」
「してるよ!ほんとに!ありがとね!」
「あぁ。」
ゆえた!
ふぅ
緊張したぁ♪
そだ!
「ねぇ!竹下君てさ、頭いいよね!」
「別に。んなことねぇけど」
「今度さ、またあたしに勉強教えてくれない?」
「は?」
「お願いっ!!だめかな?」
「…別にいいけど」
「ほんと!?ありがとう!!今度、またお礼するね!!」