涙の贈りもの







あー



緊張してきた


そう。



ついに、たかしとさきと竹下君と遊ぶ日が来てしまったのだ



この服、本当に変じゃないのかなぁ?



足、出過ぎじゃない?



さきが選んでくれたのは、シフォン生地の薄黄色のワンピース



「さとみは、かわいいし、髪も茶色っぽいし、スタイルいいからこれでいいの!当日は、髪をゆる巻きにしてナチュラルメイクよ!?わかった?」


なーんてゆーから


仕方なくさきの言う通りにするあたし



うーん


メイクって難しいなー


うーん…



「さーとーみー!?そろそろ時間じゃなーい?」


「あっ!やっば!もう10時40分じゃん!遅れちゃう!」


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