う わ さ
「いやぁー!!
なに!?なに!?」
広美は真っ青な顔をしながらパニックになっている。
和也も真っ青な顔をしながら固まっている。
「落ち着け!!黒板の字を読むから!!」
俺が言った瞬間広美は落ち着き、和也は俺の隣にきた。
亜依は黒板を見たまんま。
「ゴク……読むぞ」
俺も緊張している。
そして、ゆっくりと黒板の字を読んだ。
「ハジメマシテ。
アナタ達は、ワタシのテキ?ミカタ?
タスケテ。ウワサなんか。
ウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソ
タスケテくれないナラ
今カラ、アタシと
生キルカ・死ヌカの
ゲームをシマショ?
今カラ時間ヲ戻ス。
1時間ダケ時間ヲあげる。
1時間ノ間ニ、コノ学校ノ何処カニ
"鍵"ガ、アルワ。
その鍵ガ出口ノ扉。
意味ワカル?
モシ、1時間以内に
鍵が見つからなかったら
アタシが次々と学校内にいる人ヲ殺ス。
アっ時間ガ切レテモ
鍵探シは出来ルからね。
だってー……」