う わ さ



てか、鍵は自分自身にあるって─…


最初よりも頭が
こんがらがってる。グジャグジャだ。


やっぱりこのゲームは
本当に実在してるんだ。
そして今そのゲームに
俺達は参加してるんだ。
いまわかってるのは
それだけだな…。

他にヒントはないの?


次は七不思議で本を探す。


これは…作り話。
これは…ちがう県。

やっぱりあの本しか
ないのかよ…。
ハァー…。


気力もなく本棚に
よしかかった。


ボテッ!!

「いってぇ!!」


上からなにかが
降ってきた。
かなりの激痛がはしる。


「なんだよ!?このやろ!!」


落ちてきた物に
キレた。だけど俺はその物を見て固まってしまった。


だってー………


本の題名が・・・






"私は体験した。
この学校の"うわさ"を"

ってやつだったから。


 
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