う わ さ


まじかよ…
俺は床に落ちてる
本を取り本を開く。


[初めまして。
今から話すことは
私がこの学校のうわさに
ついてのことです。
この本を見てやってみよ
ーとか思わないでくださ
い。大変なことになりま
すよ。

今から3年前…
私は友達と面白半分で
うわさをした。これが悲劇の始まりだった。

一時間だけ時間をやると
言われ、戸惑った私達。
気付いたら1人で自分の
教室の前にいた。

そして必死に鍵を探した
。だけど、どんなに探し
ても鍵は見つからない。
友達も見つからないし
鍵も見つからないし
あっとゆうまに一時間が
たってしまったの─…

一時間になった瞬間
悲鳴が聞こえたの。
即座に行ってみると
そこは…血の海で
いっぱいだった。
人が人じゃなくなってる
くらいグジャグジャ。
体内の物は出ていて嘔吐
しそうになるくらい
酷いものだったわ。
私は一瞬だけ見えたの。
幽霊、貴代子を─…。
それはとても恐ろしい
姿で─…肩にはかまを
かついで
血だらけな体。
この世の物とは思えない
ほど恐ろしい姿をしてい
た。

私は必死で逃げた。
何処に隠れても悲鳴は
おさまらない。


だけど私は気付いたの。
亡くなってる人の近くに
人はまだいるのに殺され
ていないことを。

殺されてない子はとても
────…]

の所で紙は破けていた。

調度いい所で……!!


 
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