う わ さ


俺はあるかわからない本の切れ端を必死に探した。


しかし、どんなに探しても切れ端はない。


「ちくしょう…これが大のヒントだったのに…」


悔しさでいっぱいだった。


この切れ端が見つかれば犠牲者はでずにすんだのに。


俺は本を持って
図書室を出た─…


みんなを探すために─…



残り時間あと─…
30分─…


 
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