姉さんの彼氏は吸血鬼 孝の苦労事件簿①
エリアルが何とか立ち上がると、
今度はセレナの姿が消え、
はっとした時に、真後ろで声がした。



「私は、吸血鬼の血しか吸えないの。
体が受け付けなくなってしまったのよ……」


そして、エリアルを羽交締めにすると、彼の首筋に、


思い切り牙を立てた。
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