姉さんの彼氏は吸血鬼 孝の苦労事件簿①
だけど数秒後に、俺の言った意味を理解したらしく、

「……ああ、確かにそういう連中もいるみたいね。

私はスカウトされた時、断って逆に血を吸ってやったけど。

……だから、今の私とは無関係よ。



だって、これは……私怨だもの」



「私怨……?」


あいつ、一体この人に何したんだよ……。



「それにしても……」



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