姉さんの彼氏は吸血鬼 孝の苦労事件簿①
規則破りの看護師と俺
目を覚ますと、そこは病院の個室で、
丁度看護師さんが様子を見に来た時だった。
「気が付きました?」
「………はい」
喋りづらくて何かと思ったら、口の端にテープが貼られていた。
布団から出ている方の腕からはチューブが伸びていて、
点滴の袋と繋がっていた。
もう片方の手を布団から出すと、
包帯やらガーゼやらで肌がほとんど見えない状態だった。
丁度看護師さんが様子を見に来た時だった。
「気が付きました?」
「………はい」
喋りづらくて何かと思ったら、口の端にテープが貼られていた。
布団から出ている方の腕からはチューブが伸びていて、
点滴の袋と繋がっていた。
もう片方の手を布団から出すと、
包帯やらガーゼやらで肌がほとんど見えない状態だった。