姉さんの彼氏は吸血鬼 孝の苦労事件簿①
実感が湧かないどころか、信じたくなかった。
まさか、今年の最後の最後で、ここまで怪我するとは。
「お帰り、孝。退院おめでとう」
家に入ると、カーテンを閉め切ったリビングに、エリアルがいた。
今日は天気が良かったので、
エリアルは日中家に引きこもる事を余儀なくされたのだ。
「……ただいま」
何だか、妙にこっ恥ずかしかった。
まさか、今年の最後の最後で、ここまで怪我するとは。
「お帰り、孝。退院おめでとう」
家に入ると、カーテンを閉め切ったリビングに、エリアルがいた。
今日は天気が良かったので、
エリアルは日中家に引きこもる事を余儀なくされたのだ。
「……ただいま」
何だか、妙にこっ恥ずかしかった。