姉さんの彼氏は吸血鬼 孝の苦労事件簿①
「きゃ――っ!
やだ、どうしたのそれっ!」



しばらくエリアルは、
保健医の話に付き合わされていた。

っていうかもう治療は終わったんだから、
学校に戻ってもいいんじゃないのか、
でもまあいいか、と俺が適当に相槌を打っていた頃。



姉さんが病院に来た。



そして、俺を見るなり叫んだ。
< 29 / 292 >

この作品をシェア

pagetop