姉さんの彼氏は吸血鬼 孝の苦労事件簿①
どうしよう、どうしよう、
何をしたらいいんだろう…。



何度メールしても、返信は無し。

不安は募る一方だった。




…こんな時、父さん達がいたら何をするだろう。



――両親達が日本から離れて、まだ間もなかったのに、
気付いたら俺はもう弱音を吐こうとしてた。



――ピンポーン




そんな時、インターホンが鳴った。
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