告白 1&2‐synchronize love‐
――
――――
三日後。
忘れかけていた頃にまた、深田恭一が現れた。
「美緒ちゃ~ん!」
バイトが休みだったあたしは、放課後同じクラスの友だち三人とカラオケに行くことになり。
生徒玄関を出て、どこのカラオケに行くか決めながら校門をくぐった所で、あの間延びした声に捕まった。
「いぇーい三日ブリぃ! 元気にしてた?」
サンダルを引きずるようにして、金髪ヘラ男が近寄ってくる。
長い指でピースの形を作って。
男の白い歯がキラっと光ると同時に、あたしは半袖シャツの裾を小さく引かれた。
友だちのユリというコが、目をギラギラさせながら「誰っ?」と訊いてくる。
「ちょっとカッコイイじゃんっ」
このコは彼氏がいるんだけど、顔が良い男に弱いんだ。
イケメンの先輩をチェックして、毎日キャーキャー言っている。
別にいいんだけど、この男に興味を持たれても…
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三日後。
忘れかけていた頃にまた、深田恭一が現れた。
「美緒ちゃ~ん!」
バイトが休みだったあたしは、放課後同じクラスの友だち三人とカラオケに行くことになり。
生徒玄関を出て、どこのカラオケに行くか決めながら校門をくぐった所で、あの間延びした声に捕まった。
「いぇーい三日ブリぃ! 元気にしてた?」
サンダルを引きずるようにして、金髪ヘラ男が近寄ってくる。
長い指でピースの形を作って。
男の白い歯がキラっと光ると同時に、あたしは半袖シャツの裾を小さく引かれた。
友だちのユリというコが、目をギラギラさせながら「誰っ?」と訊いてくる。
「ちょっとカッコイイじゃんっ」
このコは彼氏がいるんだけど、顔が良い男に弱いんだ。
イケメンの先輩をチェックして、毎日キャーキャー言っている。
別にいいんだけど、この男に興味を持たれても…