告白 1&2‐synchronize love‐
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バイトに出て1時間くらい経った頃、店にすごい客が来た。


「うわ………超美人」


あたしは思わずそうつぶやいていた。

他の客もみんな彼女を見ている。

すごく背が高くて、手足がめちゃくちゃ長い。

真っ赤なミニのワンピースなんてものを、とても自然に着こなしていて、高いヒールの靴でかっこよく歩いている。

モデルみたいだ。

緩くカールした長い髪をかき上げて、その若い女の客は、あたしのいるレジの前で止まった。


「タバコ、くれる?」


長いまつげで縁取られた大きな瞳が、まっすぐあたしをとらえる。

ロングタイプのタバコの銘柄を言われて、あたしはドキドキしながらソレを棚から取った。

近くで見ても、うっとりするくらい綺麗な人だった。

肌は白くツヤツヤ、唇ふっくら、髪はしっとり輝いてる。

見とれながらレジを打っていると、


「あなたが、美緒ちゃん?」


突然美女に名前を呼ばれ、あたしは驚いて顔を上げた。

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