告白 1&2‐synchronize love‐




ふざけた夢を見た。

ヘラヘラ笑う恭一が出てきて、あたしを抱きしめてこう言うの。



「ごめんね美緒ちゃん。あの話、実はぜ~んぶウソなんだよねっ!」



ああ、コレ夢だ。

とすぐにわかるほど、くだらなく、虚しく、悲しい夢だった。

それでも、夢の中の恭一を抱きしめ返していたあたしは…どれだけバカなんだろうか。





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