告白 1&2‐synchronize love‐
「あの、恭一。彼は友だちは友だちだったんだけど…」
「あ、やっぱり? 名前は? 俺は深田恭一っていうんだけどね」
話しを聞けこのヘラ男。
ますます言いにくくなっちゃうっていうのに。
「三上です」
三上くんは気にした様子もなく答える。
もしかしたら彼もまた、恭一とは違ったマイペースな人かもしれない。
「三上くんかァ。いつも美緒ちゃんと仲良くしてくれてありがと~う」
お母さんかアンタは。
やっぱり恭一に勝てるマイペースな人間なんかいないんだろう。
どっと疲れが押し寄せたと感じた時、
「いえ。これからも彼氏として、仲良くさせてもらいたいと思ってるんで」
なんて、三上くんの冷静な声。
顔はいつも通り、平然としていた。
彼の表情のレパートリーには、『動揺』というものがないのかもしれない。
恭一を見ると、あのヘラヘラ顔のまま固まっていた。
「あ、やっぱり? 名前は? 俺は深田恭一っていうんだけどね」
話しを聞けこのヘラ男。
ますます言いにくくなっちゃうっていうのに。
「三上です」
三上くんは気にした様子もなく答える。
もしかしたら彼もまた、恭一とは違ったマイペースな人かもしれない。
「三上くんかァ。いつも美緒ちゃんと仲良くしてくれてありがと~う」
お母さんかアンタは。
やっぱり恭一に勝てるマイペースな人間なんかいないんだろう。
どっと疲れが押し寄せたと感じた時、
「いえ。これからも彼氏として、仲良くさせてもらいたいと思ってるんで」
なんて、三上くんの冷静な声。
顔はいつも通り、平然としていた。
彼の表情のレパートリーには、『動揺』というものがないのかもしれない。
恭一を見ると、あのヘラヘラ顔のまま固まっていた。