告白 1&2‐synchronize love‐

クリスマスの約束

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その日以来、毎日のようにきていた恭一からの連絡はパタリと止んだ。

二週間ほど経ったけれど、バイト先にも金髪と原チャは現れていない。

あたしから電話をしても恭一は出ないし、何度メールをしても返信はなかった。

さみしいというより、不安だった。

どうせアイツのことだから、そのうちまたヘラヘラ笑いながらひょっこり現れるに決まってる。

そう思うのに…


『さよなら』


あの最後の唇の動きが忘れられない。

まさか本当に、もう二度と会わないつもりなの?

そんなはずない。

だってあたしたちは、半分だけど血のつながった兄妹なんでしょ?


でもこのままずっと恭一と連絡が取れないなら…


探せばいい。

この辺に住んでて大学生でバンドやってて金髪で底抜けに明るい。

そんな奴ならきっとすぐに見つけられる。

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