告白 1&2‐synchronize love‐

Good-bye

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あたしの胸元には、ネックレスが戻ってきた。

でも、あたしの前の席にはまだ、三上くんは戻ってこない。


「みーお! 今日ヒマ? カラオケ行こうよー」


昼休み、お弁当のからあげを食べながらぼーっとしていたら、ユリがそう誘ってきた。


「今日はバイト」

「えー。そんな働いてどうすんのー? 学生は勉強が本業でしょ」

「じゃあカラオケは副業かい」


でも確かに、最近は働いてばかりで使う機会がない。

遊んだり買い物したりするのにバイトをはじめたのに、これじゃ意味がない。

貯金が増えるのはいいけど…。

免許でもとる?

でも教習所に通うヒマがない。


「バイト、辞めようかな…」

「おー、賛成! やめちゃえやめちゃえ!」

「アンタは遊びたいだけでしょーが」


あきれて笑ったとき、机の上に置いてあったケータイが震えた。

メールが1件。

三上くんからだった。

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